パニック障害の代表的な身体症状を解説します。
突然何の理由もなく激しい不安とともに、胸がドキドキする、締め付けられるような感じがする、息ができない、など主に心臓を中心とした自律神経症状が複数重なって起こります。
症状は10分以内に最高潮に達し、数分から1時間以内に治まります。
「死ぬのではないか」という恐怖に襲われ、救急車で病院に運ばれても、そのころには症状は治まってしまい、検査をしてもどこも悪くないので異常は見つかりません。
恐ろしいパニック発作がまた起きるのではないかと発作を予測して悩み、心配し、今度こそ死んでしまったり、狂ってしまうのではないか、などの不安にとらわれます。
また、自分は重い病気ではないのではないか、発作が起きても誰も助けてくれないのではないか、その場所から逃げ出せないのではないか、恥をかくのではないか、他人に迷惑をかけるのではないか、などの不安を訴えます。
「またその場所に行ったら発作がおきるのではないか」「もしも逃げ場のない場所でパニック発作がおきたら…」などと思うことから、公園や大通り、人ごみ、電車やバス、エスカレーター、美容室・理容室などの椅子やスーパーのレジ待ちなど、発作が起きても他人ばかりで助けが得られなかったり、そこからすぐには逃げられなさそうな場所を恐れ避けようとします。
そのため一人では外出や電車に乗ることができなくなることも多く、恐怖を感じる場所に近づくだけで心臓がドキドキしたり息苦しくなったりすることもあります。