パニック障害を持つ方に、良い精神科医の選び方を紹介します。
パニック障害の患者さんにとってもっとも大切なことは、自分をパニック障害と診断してくれる医師を探すことです。
パニック障害は新しい病気の概念ですから、正しい診断が適切な治療を行う第一歩です。
パニック障害の診断をくだしてくれるのは、医学の進歩に遅れをとらないよう常に勉強している医師です。
パニック障害は典型的な心身相関の病気です。
心の病的状態から体の変化を起こしますし、逆に体の異常から心の変調をきたすこともある病気です。
優れた精神科医は、身体的な病気と心理的な病的状態との関係について充分な知識をもっています。
また、精神医自身が身体的診察や血液検査などをします。
すぐれた医師は、心に働く薬物について精通しています。
あなたの精神的な悩みにしっかりと耳を傾けてくれる医師であること、それと同時に、あなたの身体的な異常のチェックも怠らない医師であることも重要です。
治療はまずそれぞれの患者さんにあった薬をみつけることからはじまります。
その患者さんにあった薬がみつかりパニック発作が完全に消失しても、そのままずっと良い状態がつづくとは限りません。
時には、発作がぶり返してくることもあり得ます。
最初に処方した薬が効いたからといって、同じ薬を服用しつづけることが望ましくないことも時にはあります。
病状は一日ごとに変化していきます。
患者さんの微妙な変化をいち早く確実にとらえ、症状の変化に対する処方の変更、副作用に対する的確な対応ができる精神科医が優れた治療者といえます。